S/T (1988)

86年にテキサスで結成された4人組の1st EP(4曲入)。ダメバンドを沢山排出したWild Rags Recordsの中では、NRRのAT WAR的突然変異バンド。プロダクションはWRRですからチープなのは当たり前ですが、そんなことはどうでもいいこと。シンプルかつアグレッシブなプレイは、初期スラッシュに通じる魅力があります。ソロは完全にオマケですが、ギグなら絶対モッシュを誘発するリフは文句なしに格好いい!レーベルがレーベルなので無理ですがこういうバンドこそ再発すべきです。ちなみにベースのAlex Dominguezは元DEVASTATION。

ANIHILATOR Ⅱ(1989)

2nd EP、ピクチャーディスク仕様、3曲入。独特のセンスにさらに磨きのかかったアルバム。"Chemical Warfare", "Curse The Gods"みたいなリフも登場しますが、決してrip-offなバンドじゃありません。テキサンらしい独特なraw thrash metalはさらにパワーアップ!ワイルドな声質のvoもよし。もう多くは語りません。