AMNESIA

Unknown Entity (1991)

1988年にBarnsleyで結成された、スラッシュ色もあるパワーメタルバンドの唯一の作品。2ndの頃のTESTAMENTを露骨に感じさせる展開、ギターソロはまあいいとして、全てが中途半端な出来で、正直一番苦手なタイプ。ジャケットは好みですし、決して酷いサウンドじゃありませんが、ずっと気になっていた分余計ガッカリ。なんで当時のイギリスにはこういう中途半端なバンドが多かったんだ?しいていえば④かな。


ANIHILATED

Created In Hate (1988)

1982年に結成されたSLAYERっぽい4人組の1st。ということでとくに個性はありませんが、あまり好きなバンドがいなかった当時のイギリスでは、曲作りの面で頭一つ抜けていますし、沢山いたSLAYERフォロワーの中でもいい線いってます。そういった意味でも、当時より今のほうが評価できる作品、バンドだと思います。2ndの頃のONSLAUGHTっぽい雰囲気もあり。

The Ultimate Desecration (1989)

2nd。さらにSLAYERっぽくなってて、一瞬「Hell Awaits」のアウトティク?と錯覚してしまうほど。ま、ドラムを聴けばわかりますけど。リフもパワーアップしてますし素直に楽しめます。そうそう部分的に使っているアコースティックギターはいかにもイギリス的。

Path To Destruction (?)

同名の1st EPに「Speedwell Demo」とライヴ4曲を追加したコンピ。結成当時はHCバンドでしたが、"Fade To Black"みたいなイントロでスタートする同名デモはクール!スタイルとしてはONSLAUGHT1st2ndを足して割った感じですが、正直彼らよりも格好いいですし、当時のイギリスでもトップクラスの出来だと思います。バンドとしての勢い、HCあがりのvoのイキもフルレンスよりも上。このデモに比べるとEP以外の音源は、それほどスラッシュしてなくて、普通のメタリックなHCですが、1stの頃のMACEに初期BROKEN BONESを足した感じで、こちらも悪くありません。


ARDKORE

Napalm Stix To Kidz (1989)

5人組の唯一の作品。RIPCORD, THE EXPLOITEDっぽいスタイルですが、プレイを含めて、もっと彼らよりもスラッシーなスタイル。この時期のイギリスのHCは、中途半端なスラッシュ勢よりもいいバンドが多くて、このバンドも例外ではありません。モタってしまうvoにもニンマリ。


ATOMGOD

History Re-written (1991)

TANKAlgy Wardと元FASTWAYSteve Clarkeが結成したHMバンドの1stAlgyvoTANKみたいなテンションがないですし、曲も長さが目立ってしまいます。スラッシーなナンバーは○ですし、メンツがメンツなだけにNWOBHMな雰囲気は悪くありません。でもビジネスライクな雰囲気が嫌だな。


ATOMKRAFT

Queen Of Death (1986)

1979年にニューキャッスルで結成された4人組の1stフルレンスに続くEPで、今作より元SATAN, AVENGERの名vo, Ian Swiftが参加。当時は某誌でタイトルナンバーが絶賛されてましたが第一印象は普通!いわゆるスラッシュ以前のパワーメタルでNWOBHMが好きな人にウケるんじゃない?と思ったらスラッシュ寄りのA②、B①なんて悪くありません。


BLOOD MONEY

Battlescarred (1987)

4年に結成された4人組の2ndEbony唯一のスラッシュ/スピードメタル+メンバーもチェンソーや剣で武装、ということで勝手に期待が膨らみますが中身は→伸びのある声で歌うvoをフィーチャーしたストレートなスピードメタル。ラストまで疾走する作りも○ですが、盛り上がりそうで盛り上がらない歌、フックのないリフにストレスを感じます。時々堂々と音を外すvoは当時のMark Osegueda (DEATH ANGEL)を彷彿とさせニンマリしますが、正直EPだったとしても飽きちゃいそう。




DEATHWISH

At The Edge Of Damnation (1987/再発2005)

1985年に結成された4人組の1st。個性は低いですがプレイはしっかりしてますし、実際実力のあるバンドだと思います。ファストナンバーが大半+シャープなリフもいいですし、勢いもイギリスのバンドの中ではトップクラス。ちなみにORIGINAL SINとのとんでもないカップリング・ブートも存在。

Demon Preacher (1989)

2nd。プレイを中心にバンドの成長を感じますし、WHIPLASH1stっぽい雰囲気もあったりして、1stよりも好きなアルバム。BLACK SABBATH"Symptom Of The Universe"のカヴァーも○。


DECADENCE WITHIN

Soulwound (1990)

84年に結成された彼らの2ndPeacevilleなので期待しましたが、ロクに疾走しないし、曲も長いです。特にオカマみたいに頼りないvoが×。プレイは安定してるけどどうでもいいか。10年に1度「どんなだっけ?」と聞けば十分かも。


DECIMATOR

Carnage City State Mosh Patrol (1989)

87年に結成された彼らの1stWARFAREみたいなバックに、ドスの効いたレミーのようなvoがのっかるサウンド。スタイルは好きですし、Neatらしい雰囲気も○ですが、いかんせんスピード不足。ノリはいいのでライヴはよかったのかも。


DETRITUS

Perpetual Defiance (1990)

89年にブリストルで結成された4人組の1stvoを中心にTESTAMENTの影響を感じるパワー/スラッシュ。このバンドもよくいえばソツがない、悪くいえばポイントのないサウンドの典型ですが、SLAMMER, XENTRIXよりマシ。スラッシュパートではスネアが表に入ってしまうものの、疾走しますし、個性的でもない+地味ながらもリフ、アンサンブル悪くありません。プロダクション、プレイも86年頃の雰囲気ですが、全体的にはやっぱり勢いが足りないな。バラードとまではいいませんが、いかにもイギリスらしい叙情的なB②や、そのナンバーでナチュラルに歌うvoが実はポイントかも。


DRUNKEN STATE

Kilt By Death (1990)

スコットランドのグラスゴーで結成された5人組の1stフルレンス。リフはスラッシュですが、こちらもスピード、パワー不足、、、。voは歌いますがオンチだし、バックのプレイも普通。しいていえば疾走するラストが○。


ENGLISH DOGS

Where Legend Began (1986)

1981年にキャッスルフォードで結成された5人組の2nd。このバンドも以前はHCでしたが、こちらでは大胆にもプログレッシヴなHMをプレイ。voスタイル、軽いドラムにHCの名残りがありますが、雰囲気はほぼHM。でも曲がつまんない。しいていえば①かな。


MORAL CRUSADE

An Act Of Violence (1990)

アイルランドで1988年に結成された4人組の1stフルレンス。voは声質は違いますが、Tom Arayaぽかったりして、そういった意味でも初期SLAYERライクなグループ。実際似たリフが多いですし、プレイを含め強烈なポイントもありませんが、スラッシュの基本に忠実なへヴィリフは、同時期のイギリスのバンドよりいい出来。たまに顔を出すサウンドの広がりはアイルランド的かも。


OBLITERATION

Obscured Within (1990)

85年に結成された5人組の1stフルレンス。中途半端なバンドが多かったイギリスで、最も煮え切らないバンドかも。うーん、よくいえばそれなりのクオリティはキープしてますし、ドゥーミーな展開が個性?でもヘタなHMのほうがよっぽどパワフル。辛い。


REIGN

Embrace (1994)

92年にニューキャッスルで結成された4人組の1stフルレンス。いわゆるlate 90'sスラッシュメタル。リフのセンスは決して悪くないけど、ほとんど疾走しないこういうスタイルはやっぱりダメだな。この頃は死んでるバンド多いな。




SEVENTH ANGEL

Heed The Warning Live & Demo Recordings (2005)

1989年に結成された4人組の同名3rdデモに、ライヴ8曲をプラスしたコンピ。このバンドもプレイは安定してますし、曲作りのセンスも悪くありません。でもアグレッション不足という例のパターン。


TORTOISE CORPSE

World Got A Problem (1991)

90年にウェールズで結成された4人組の1st。いいレビューを見たことがないので、買う前から酷いのはわかってましたが、やっぱり買っちゃうんです。で予想通りのつまらなさでありまして、プレイが安定してようが、voに迫力があろうが、そんなことはどうでもよく、10年に一度聴けば十分なアルバム。どうせならタイトルは「We Got A Problem」にすればよかったのに。


VIRUS

Force Recon (1988)

1987年に結成された4人組の2nd。スラッシュ飽和期に出てきたバンドですが、勢いは十分+ドラムを中心に南米っぽくもあるポンコツサウンド。正直スラッシュ人気に便乗したかのような付け焼き刀っぽいバンドでしたが、1stの頃のMORTAL SINにも通じるダークな雰囲気、rawなサウンドは好みです。

Lunacy (1989)

プレイ、曲作りにバンドの成長が感じられる3rd。でも前より大人しくなっちゃったかも。