ASGARD

In The Ancient Days (1986)

1985年に結成された5人組の1stフルレンスで、Noiseからのリリース。初期Noiseサウンド!といえばわかってもらえるスラッシュ以前のスピード/パワーメタル。リフの刻みはかなり速く、雰囲気は初期DEATHROWっぽかったりするのが嬉しい事実です。歌はともかく普遍的なHMナンバーもありますが、当時としては疾走感満点なリフが私達にアピールしますし、オマケっぽいvoもプレスラッシュな趣。"Metal Tonight"という曲名にもヘイル!


DEADHEAD

Come To Salem (2000)

1989年にkampenで結成された4人組のコンピレーションで、1990年、95年のデモに89年のコンピ収録曲と90年、91年のリハデモ等を収録しリマスターしたもの。KREATORというよりは初期SADUSっぽいタイプで、整合感とアグレッションのバランス感覚が○。個性はさほどありませんがクランチの効いたギター、タイトなドラム、メロディを意識したソロもポイントですし、スラッシュ好きなら楽しめる普通に質の高いグループ。ちなみにSLAYER"Die By The Sword"をカヴァー。⑫はKREATOR"No Escape"rip pffだけど、、、。


DECISION D

Razon De La Muerte (1992)

86年に結成された5人組の1st。いわゆるテクニカルスラッシュでプレイも当然というかタイト。ただこちらも肝心の曲がつまらない。ACCUSERっぽいvoもセンスの悪いグロウルまでやっちゃう始末。スローパートも眠気を誘います。しいていえば④かな。


DONOR

Triangle Of The Lost (1992)

1989年に結成された5人組の90年と92年のデモを編集したコンピ。voはテクニカルパワー/スラッシュ系によくあるハイトーンですが、歌い方が実に中途半端+歌メロもつまらなく、あのSIEGES EVENのオヤジvoを彷彿。声自体はバックとの相性いいですが、こういうアプローチならもっと強力なメロディ、もしくは圧倒的な歌唱力を期待しちゃいます。リフ、アィディアはいいけど全体的にはイマイチ、、、と思ったら90年のナンバーはもっとスラッシュしておりソロを含めて結構よかったりします。どうせなら90年の曲だけでリリースすればよかったのに。


IMPERIUM

Too Short A Season (1993)

1993年に元SACROSANCTのメンバーによって結成された5人組の1st。プログレッシヴHMとカテゴライズされているだけあって、リズムパターンや展開を練ったスタイル。プレイも細部にまで気を使っていますが、特にテクニカルだとは思いません。それよりもこのバンドの魅力は手数の多いリフに、プログレッシヴなトーン、ドラマティックさをプラスした楽曲にあると思います。ナチュラルな声を活かしたvoもバンドにあっていますし、そのvoを含めてDAMN THE MACHINEを彷彿。この年にありがちな変な90sさも全くないですし、スラッシュリフもバランスよくフィーチャーしており非常に聴きやすいアルバムです。メロディアスなソロも○。


LUNATICS WITHOUT SKATEBOARDS INC.

Welcome To The Asylum (1989/再発?)

87年に結成された4人組の1stフルレンス。クロスオーヴァーとカテゴライズしているサイトもありますが、普通にスラッシュです。とにかくシンプルかつストレートなスタイルに大満足。プレイもこの手にしては十分で、特にかなり速いスラッシュビートも叩けるドラマーを中心に強力です。一気に何度でもリピート出来るアルバムで、①②が特にオススメ。尚再発盤はボーナスで1stデモ「Death And Die(1988)をプラス。


MANDATOR

Initial Velocity (1988)

MYSTO DYSTOを前身とする、スピード/スラッシュバンドの1st(結成は1986年)。メロディアスでドラマティックなHMナンバーは正直イマイチですが、スラッシュナンバーになると急にリフが格好よくなってしまいます。手数が多いベース、メロディックなソロも○ですし、ユーロ独特の哀愁とアグレッションが合致した理想的なスタイル。ちなみにvoも歌うより吐捨のほうがよっぽど魅力的。

Perfect Progeny (1990)

voPeterが脱退しギターのMarcelvoを兼任、ドラムが交代した2nd。ギターのクランチ度が大幅にアップ+Marcelvoが完全なる吐捨なので、1stよりかなりスラッシュ寄りな内容。voを中心にTESTAMENTを意識しちゃったのが正直マイナスですが、ツインリードが効果的な7:42もある④は名曲。普遍的なギターソロ、ドライブするベースのランニング、豊富なアィディアとこちらもポイントが多く、ユーロスラッシュが好きならこちらもスルー出来ません。⑧もオススメだし、当時のこの手のユーロ系には本当弱いです。


MYSTO DYSTO

The Rules Have Been Disturbed (1986/再発2006)

83年に結成された4人組の86年1st(後にMANDATORに発展)。この頃はまだプレ・スラッシュメタルな趣で、初期Noiseを彷彿とさせるスタイル。泣きの展開も含めてPARADOXVENDETTAっぽくもあり、彼らのファンにも受けそうなアルバムです!ソロを中心に劇的な展開が満載で、こちらも要チェック!ボーナスで"Furies Child", "Demiurg"の2曲をプラス。


MYSTREZ

The Indictment (1990)

88年に結成された4人組の1st。手数が多いリフ、変調を多用したオランダらしいテクニカルなスラッシュメタル。初期SACROSANCTっぽくもありますが、こちらのほうがプレイ、アレンジともに上。ただvoはアコースティックギターをバックに歌う③ではハマってますが、スラッシュナンバーでは中途半端にメロディを追う感じで残念。ま、それが大して気にならないほどリフ、フレーズは格好いいですし、ユーロらしいダークな雰囲気も○。


N.A.O.P.

New Age Of politics (1993)

5人組の2nd。いかにもオランダらしいデプレッシヴなHCで、サイバー、インダストリアルな要素もあったりします。ドラミング(マシーン)、voはパンク寄りですが、時々スラッシーなリフが出てくるあたりが個性的。プレイも安定してますし、曲作りのセンスもいいですが、全体的にはパンク色が強いな。SEが多いのもウザい。ちなみにN.A.O.P.NOISY ACT OF PROTESTの略。


OSIRIS

Futurity And Human Depressions (1991)

85年に結成された5人組の唯一の作品。オランダらしいテクニカルなパワー/スラッシュメタルで、voAlan Tecchioっぽいタイプ(音痴なのも似てます)。リフ、ソロともに手数が多くて、奇妙なラインも弾くギター、リズムパターンが豊富なリズム隊等実力ありますし、曲作りのセンスも中々ですが、長い!と感じる曲が正直微妙。ま、テクニカル好きは持ってても悪くないかな。そうそう雰囲気はMEGACEっぽい。


SECOND HELL/SKULL CRUSHER

Metal Deadness (1986/再発?)

オランダのバンドのsplit.

SECOND HELL

83年に結成された5人組。オランダというよりはドイツのバンドっぽくてDEATHROWっぽい!ということで嫌いなわけがありません!彼らと同じくメロディアスなフレーズ、ツインリードに普遍的なHMの影響を感じますし、メロディとアグレッションのバランスも抜群です。いやーそれにしてもDEATHROWにソックリ

ギターのMark Staffhorstは後にTHANATOSに加入。

SKULL CRUSHER

こちらも83年に結成された4人組。スラッシュというよりはスラッシュ以前のスピードメタルで、ベルギーのWARHEADやドイツのWARRANTっぽいタイプ。案の定彼らみたいにトップから疾走しますが、voは頼りないオヤジ声!しかもかなりの音痴!でもいいですよ。今のバンドは到底真似できないアングラサウンド。ただ4曲入でよかったかも。


SILENXCE

Search For Distant Lights,,, (2003)

1987年にLisseで結成された5人組の3本のデモ「Infernal Ending(1987), Say What?!(1990), INFERNO名義での「Terror Strike(1986)に、3曲のリハーサルトラックをプラスしたコンピ。ヘヴィメタルっぽいギターサウンド、吐捨ながらも微妙に歌うvoのせいでスピードメタルっぽく聴こえるグループ。どちらかといえば地味なサウンドですが、特に「Infernal Ending」デモの出来が素晴らしく、そのストレートなスラッシュメタルにヘイル!なぜか他のデモだとテンション下がっちゃいますけど。